『ハゲタカ』を見て学んだ2020年以降の新しい資本主義の生き方とは

こんばんは、チェリーコークこと木村と申します。

僕は現在実業家としてたくさんの事業に関わりながら、
同時に株やFXなどの投資も行っています。

それで、最近こうした
「金融」のことについて学べるドラマがないかなーと思って
いろいろ調べていたのですが、
こんなドラマを見つけました。

『ハゲタカ』

というドラマです。

2007年にドラマが放映され、
2008年には映画化もされたのですが、
NHKが作っていたのもあり、えぐいほど作品のクオリティが高いです。笑

ストーリーとしては、簡単に言えば
大森南朋さん演じる外資系ファンドの鷲津という男が、
バブル崩壊後価値が下落した日本企業を次々と買い叩くというもの。

ビジネスの原理原則は
安く買って高く売ることなのですが、
それは今回のハゲタカのように企業間でも成り立ちます。

破産寸前の企業を安く買収し、適切な試作で復興できれば
その差益で大きく儲けることができます。

いわゆるM&A(敵対的買収)ですね。

このドラマを見ると、
その際にTOB=株式公開買付けなどが
どのように起こるのかなどを学ぶことができます。

僕は自分が興味ある分野を学ぶときは
最初はこうした映像作品を見てイメージを膨らませることが多いです。

特に『金融』のようなちょっととっつきにくい分野ほど、
具体的な事例やストーリーがあるとすっと理解できるし、
何より面白いですからね。

なので、もし興味があればぜひ見てみてください。

ただ、今回僕がハゲタカを見て一番学んだことは
また別の部分なので、そちらについてもお話しますね。

■「2020年問題」を乗り越えるために必要なのは

作中でこの世界には2つの悲劇しかないと言われます。

その一つ目が

「貧乏な悲劇」

です。

お金が足りないがあまり、生活が不自由になったり、
自分の好きなことができないという状態のことです。

現在、多くの日本人は
満足する生活を遅れずに悩んでいます。

なぜならお金がないから。

バブルが崩壊し長らく景気が低迷したこの期間は
「失われた20年」と揶揄されるほど、
今は会社からもらえる給料はなかなか増えていきません。

近年はアベノミクスと呼ばれる政策によって
数字上の景気は回復しているように思われるかもしれませんが、
それは普通の会社員の給料にはほとんど反映されていないのが現状です。

ただ、これもまだマシなほうで、
問題は今から3年後の2020年以降の話です。

いわゆる2020年問題ですね。

2020年のオリンピックに向けて今はインバウンド需要が増えたり、
土地の価格が上がったり、一部では好景気が続いていますが、
2020年以降にはこれといった経済成長の素材はありません。

東京都内にはホテルがどんどん建ち、マンションが建ち、
地価が上がり、観光客も増えていますが、それはあくまで
2020年までの話であって、それ以降は経済が冷え込んでいく可能性が高いのです。

そしてその「インバウンド需要」に乗っかって、
儲けを出そうとしているのは外国資本だったり、
後先を一切考えずに目の前の利益だけを追求する人たちなので、
「需要があるならあるだけ作る」というスタンス。

「で、2020年以降はどうするの?」

という素朴な疑問には誰も答えてくれません。

原発の誘致と同じですね。

「儲かる」ということがいつの時代でも先行してしまうのです。

日本の経済が成長しなくなると当然ですが、円の価値は下がり、
僕ら日本人は気づかないうちに資産を目減りさせることになります。

こうした未来にしっかりと目を向けて
何らかの対策を講じなければ、
僕たちの生活は一向によくなることはないでしょう。

「対策」とはつまり、お金を稼ぎ、そして増やすための知識であったり
スキルを身に付けることです。

残念ながら日本の学校では
こうしたお金に関することは誰も教えてくれません。

はっきり言ってこれが生きていく上で一番重要なんですけどね。笑

でも、日本の学校は従順な「サラリーマン養成工場」なので仕方がないです。

「自分で稼げるスキル」を身につけると
この世界の構造的問題などを含めていろんな部分が見えるようになるので
多くの人がこの世界を支配してる側の人間たちが仕掛けたトリックに気づいてしまうんですね。

そうするとまじめに働く人は一人もいなくなるわけで、
それは彼らにとって非常に効率が悪いわけです。

だから、僕たちは自分たちで「お金の仕組み」や
「お金を増やす方法」を学ばなければなりません。

もし、お金を自力で稼ぐことができなければ
会社のために従順に働く「奴隷」「ロボット」になるしかありません。

でも、そうした作業でさえ、ITがこのまま急速に発達しさえすれば
近いうちに本物のロボットに取って代わられるようになります。

参考記事:アップルウォッチや人工知能ワトソンに見る2030年からの新しいパラダイム

ようするに、
このまま会社に依存する人生は非常に危ないということ。

スマホを始め、インターネットインフラが急速に普及した今、
人類史上最も「個人」がお金が稼ぎやすい時代が来ています。

逆に、いろんなことが個人やITによってできるようになるので、
今後、大手の大資本力を生かしたサービスや商品はあまり出てこなくなるでしょう。

だから、これから来るべき未来に向かって、
会社に頼らずお金を稼ぐ方法をぜひとも真剣に学んでいきましょうということです。

■金持ちすぎる悲劇

ただ、実はこの世界には
お金をがっぽり稼げるようになったにも関わらず、
たいして幸せじゃない、むしろ不幸だと言う人もいるのです。

これが2つ目の「金持ちがゆえの悲劇」です。

「いやいや、そんな人いるわけないやん!」

と、思うかもしれませんが、
『ハゲタカ』を見ていると、

1千億が1兆円になったりなど、数字が途方もなさすぎて
僕たち凡人からするともはやどっちでもいいやん!笑
ていう一見無駄な攻防が繰り広げられてるんですよね。

そこまで行くと、お金を稼ぐということが
人生の幸福に全く関係ないステージになります。

もちろん、それは価値観にもよると思いますが、
多くの人にとっては100億円も200億円もたいして変わらないと思うでしょう。

そして、ここまでやる人たちって
良くも悪くも「お金」に心を支配されてしまってる状態だと思うんですね。

それの良い側面は、
「もっと稼ぎたい」「もっと成功したい」「もっと世の中から認められたい」
というモチベーションがめちゃくちゃ高いので、
本来持っている才能や能力が開花しやすいこと。

逆に悪い面は、稼いでも稼いでも心が満たされることがなくなり、
逆に稼いできた富を「失う恐怖」と常に戦い続けなければならないということです。

だから、バリバリ稼いでたり、成功してる人たちって
一見すごく楽しそうで幸せな人生を歩んでると思いきや、
裏ではストレスや恐怖に支配されてて
とてもじゃないけど「幸せ」ではないケースってざらにあるんですよね。

でも、これって完全に本末転倒ですよね。

お金なんてどこまで言っても「手段」でしかなくて、
もともとは幸せになるためにお金を稼いでいたのに、
気づいたら「お金を稼ぐこと自体」が目的になってしまう。

ビジネスや投資に限らず、やってるうちに
いつの間にか手段と目的が入れ替わるのはよくあることなので気をつけたいですね。

そして、良くも悪くも度を越えて努力する
経営者やスポーツ選手に共通するエネルギーの源泉になっているのが、

「インナーチャイルド(劣等感や承認欲求)」と呼ばれるものです。

インナーチャイルドというのは、
0歳~5歳までの間に満たされなかった想い、

例えば、

両親にもっと愛して欲しかった(でも愛されなかった)
もっと構って欲しかった(でも構ってもらえなかった)
もっと自分を見て欲しかった(でも見てくれなかった)
もっと認めてほしかった(でも認められなかった)

そんな「欲求」が消化されずに、
大人になってもそれを抱えたままになっている
状態を言います。

このインナーチャイルドが中学時代に発動する現象を
「中二病」と呼ぶわけです。笑

中二病って、

「おれってすごいだろ?」
「もっとおれのことを見てくれよ」
「もっとおれのことを認めてくれよ」

そんな満たされない想いが源泉になって、
例えば髪を染めたり、不良になったり、反抗したり、
とにかく周りの気を引くような行動をいっぱい取ります。

赤ちゃんは生きるためにTPOガン無視で
「オギャーーー!!!」と泣きますし、

お腹が空けば早朝だろうが夜中だろうが
お母さんの都合関係なく「オギャーー!!」と泣いて
気を引きますよね?

でも、ある程度大人になったらいちいち「オギャー!」なんて
できないので、
「構ってほしい」という衝動を違う形で表現し始めるのです。

で、大事なのは、
インナーチャイルドというのは
人間であれば誰だって大なり小なり持ってるってことです。

だって、四六時中100%完璧な親や環境なんていないですもん。

ちなみに、会社の規模をひたすら大きくしたり、
立派な一等地にオフィスを構えたり、
とにかく見た目が派手!な経営者って、

大体の場合、過去の満たされなかった想いや承認欲求、劣等感を
行動エネルギーに転換してる場合が多いです。

とにかく「すごい!」と言われるために頑張るのです。

だから、彼らは目立つこと、派手なことが大好きです。

サハラ砂漠マラソンとかトライアスロンが大好きな確率がかなり高いです。

そして、お金をいっぱい稼いだり、
有名になったり、
自分が支配できる人をいっぱい下に置いたり、

とにかく何らかの方法で自分の価値を証明しようとして、
過去の心の傷を癒そうとするのです。

でも、お金とか実績とか物などの「ラベル」を貼れば貼るほど
実はインナーチャイルドは暴走し、
どこかで必ず反作用がきます。

例えば、稼げば稼ぐほど、
周りに人が集まれば集まるほど、

「失う恐怖」を感じるというのは多くの人に共通するパターンです。

だから、何かに憑依されたようにさらに稼ぐようになります。
そして、周りの人が離れないように、必死に支配しようとします。

インナーチャイルドが強い人ほど
よく怒る(キレる)のはそのためです。

そうなると、次はどうなるかというと、
ハンパない「ストレス」や「孤独感」を感じるようなり、
それを誤魔化すためにどんどんお金遣いが荒くなったり、
家や車や時計など、「外部の価値」に「安心感」を求め始めたり、

あとは、とにかく「癒し」が欲しくなります。

この禁断症状は、
勢いに乗ってガンガン上がってる時は感じないんですが、

最初の勢いが落ちてきたり、
人気に陰りが出始めたりした時に一気に出てくるのです。

ちなみにさっきも言いましたが、
「インナーチャイルド」というのは大なり小なり誰でも持っているものです。

ただ、それは、

お金や名誉、地位、スキルや知識など、
そういう「チカラ(ラベル)」だけに頼っていても、
本当の意味で癒されることはありません。

むしろ、そこに依存すればするほど、どんどん本質から外れて、
「人の気を引く」ために自分の才能やパワーを使い始めてしまうのです。

一見お金で自分の満たされなさが埋められる気がするのですが、

でも、必ず後から「反動」がきます。

というのも、
本当の自信とか幸せって、
本来は「何もなくても」「根拠がなくても」感じられるものだからです。

でも、その裏付けとして、
「お金」とか「肩書き」とか「知識」を持ち出すと、

それを「得た」時は一時的な自信が手に入るんですが、
今度は同時に「失う恐怖」と、もっと手にしなければ!
という「渇望感」が常につきまとうのです。

なので、いくら稼いでも稼いでもまったく安心できない!という
「第2のラットレース」が始まるのです。

ただ、「貧乏の悲劇」のところで言ったように、
僕はお金を稼ぐこと自体を否定しているわけでは全くありません。

ただ、大事なのは、「何のために稼ぐのか?」
その「エネルギーの源泉」が何か、なのです。

過去のトラウマや満たされない想いに負けて、
自分を否定したり、どうせ自分なんて・・・ なんて
思う必要はありません。

また、そのトラウマを、ただお金を稼いだり、才能を磨く
ためだけにスパークさせるのも違うというか、それだけでは不十分です。

これからは、仮に今どこの段階にいたとしても、

「自分さえよければいい」
「自分さえ満たされればいい」

という系の外に行くことが大事だと思っています。

それがこれからの新しい時代に必要な「第3の道」です。

「自分の欲求を満たす」を追求すればするほど
インナーチャイルドは疼く(強化される)わけですから、

だったら、世のため人のために動いたらいいということです。

多くの人は、「先に誰かのために何かをすること」を反射的に
「損」だと勘違いしてるんですが、実は、これは逆なんですよね。

だって、大人になっても「かまってかまって!」って駄々こねる人が
いたらメンドくさいから絶対関わりたくないって思うじゃないですか。

逆に、自分からどんどん人のために動いたり、
ティーアップしたり、他人にスポットライトを当てたり、
多少理不尽なこと、嫌なこと、納得いかないことがあっても、
腐らずに前向きにやってれば、

「これだけやってもらったから、お返ししよう」
「この人頑張ってるなー応援したい!」

って思うのが人です。

つまり、「一切他人のせいにせず、自分が少し損してる状態」が、
結果的に一番人生が回るってことです。

インナーチャイルドだけを満たそうとする生き方は、

「あいつのせいでおれはこんな目にあった!
だから見返してやる!」

という「被害者意識」がどっかに必ずあって
それを前に進むエネルギーにしてしまうんですが、

でも、それだと結局いつも何かに依存して、
何かの奴隷でい続けるはめになります。

だから、ずーっと同じ問題で悩み続けて、
同じところをグルグル周り、人生が先に進まないのです。

僕も昔は人のために何かするとか、人とたくさん関わるとか、
メンドくさいし絶対やりたくないと思ってましたし、

学生時代は勉強もできず、スポーツもできず
長所が一個もなくコンプレックスの塊だったので、

「いつか自分をバカにしてきたやつら
(親や友達)を絶対見返してやる!」

っていう復讐心に似た気持ちを持って生きていました。苦笑

だから、最初は一匹狼のトレーダーで成り上がろうと思いました。

でも、ある程度稼いで経済的にも時間的にも余裕が出てきた時にふと、
自分のこれまでの人生をすべて肯定できる瞬間があったんです。

それまで根強くあった「被害者意識」がすーっと消えて、

「これまで経験してきた試練は全部
人生で大事なことに気づかせてくれるために、
神様が自分に与えてくれたものだったんだ!」

「あー俺って本当はめちゃめちゃ神様から愛されてきたんだ!」

って、心の底から初めて思えたんです。

まぁちょっと誇張してますけど、
そんな感じです。笑

そしてそっからは、
自分の才能や能力を、もっと世の中面白くするためや、同じ悩みを持っている
人のために使おう!って、自然と思えるようになりました。

さらにそういう気持ちを周りに恥ずかしげもなく話したり、
自分のことは一旦横において、色々な人のお手伝いをし始めたら、
そこからどんどん周りに助けられて、

これまで一人では到底できなかったことがとんでもないスピードで実現できてるので、

「周りのために動いたほうが結果的に得」という
価値観に対してさらに確信を持てるようになった感じですね。

そうすれば、漠然と感じる謎の「先行きの不安」や「失う恐怖」って、
自然と薄らいでいくものです。

だから、僕は今は自分のためというより、
自分のことを信じてついてきてくれる
「仲間」を幸せにするためにも頑張って行こうという気持ちが強いです。

そんなのただの偽善だろうと思うかもしれませんが、
逆にこのほうが生きるのが100倍楽だし、
何より楽しいです。

やっぱり、本来人って自分のためになんかそんな頑張れないんですよね。

なので、これを読んでくれているあなたも、

お金を稼ぐのはもちろんですが、同時に

「周りの大切な人のために貢献するという感覚」

を持って、普段から生きていくとめちゃくちゃいい人生になると思いますね。

■まとめ

今回は『ハゲタカ』の感想から、
いろんなことについて話を広げてしまいましたが

このドラマで学んだのは、ようするに、

「お金に縛られる人生はアカン」

ということ。

お金がなさすぎて好きなことができないのももったいないし、
度を越えてとても使いきれないようなお金を
恐怖心に駆られて無理やり稼ごうとするのも不健全。

お金はあくまで「幸せな人生」を実現するための手段であり、
それ以上でも以下でもありません。

今は人類史上最も個人がお金を稼ぎ安い時代です。

でも、だからこそ、お金を稼ぎながらも、
自分以上に自分の周りを幸せにすることにフォーカスすることをおすすめします。

別に大それたことをしなければいけないわけではなくて、

自分の家族を大事にする、職場の人を大事にするとか、
まずは身近なところからやっていけばいいのかなー思います。

そうすればお金も稼げるし、
人生もどんどん充実して楽しくなっていくと思いますよ。

木村

 
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