こんにちは、チェリーコーク木村です。
本日はトマ・ピケティさんというフランス人経済学者の話です。
ピケティさんは「21世紀の資本論」という本を世界中で発売しました。
内容は「お金持ちはもっとお金持ちになるよ」ということなのですが、
ピケティさんは低所得者の味方をしている高所得者だよというお話です。
Contents
資本主義は、どんどん格差がひろがっていく社会である
21世紀の資本論という本が2014年に話題になりました。
なぜ話題になったかというと、
「資本主義は金持ちがもっと金持ちになっていくゲームである」
ということを膨大なデータをもって説明したことです。
以前から、そうであることはうすうす分かっていたのですが、
「金持ちはもっと金持ちになる論」をちゃんと実証した人が
ピケティさん以外いなかったのです。
具体的には、
資本の成長率>労働の成長率
だったということを説明しました。
つまり、労働した生産性よりも、資本を働かせた生産性のほうが高かった
というものでした。
労働してお金を稼ぐより、お金を使ってお金を稼ぐ方が効率が良いと証明しました。
1%の人に富が集中する
そんななか、資本の格差に対して、
特定の富裕層に富が集中する現象が世界中で懸念されました。
例えば、
アメリカ合衆国のトップ1%の人が富全体の20%以上を占める
というものです。
国ごとに若干ちがうものの、
以前よりもトップ1%の人の富が増えているのです。
そして、その富の集中度が年々増加しています。
さらに格差は拡がっている
2017年の9月時点で、米国の最も裕福とされる3人
(ビルゲイツ、ウォーレン・バフェット、ジェフ・ベゾス)
の合計資産額が、下位50%の約1億6000万人のアメリカ人の
合計資産額を越えたということがシンクタンクにより、
報告されました。
アメリカ人の20%は資産額はゼロ、もしくはマイナスに
なっています。
シンクタンクによれば、フォーブス400に登場する富豪らの
合計資産額は、アメリカ人の下位64%の人々の合計資産額
よりも多くなっています。
戦争中は比率は低下していた
富の集中度は今に始まったことではありません。
実は、昔もありました。
例えばマルクスが生存していたころの時代は、
文字通り、「資本家」と「労働者」に判別され、
圧倒的な格差がありました。
そのため、マルクスが書いた「資本論」という本は
たくさんの人に受け入れられ、世界中で読まれることになりました。
「資本論」は聖書の次に読まれた書籍とされています。
その後、先の2度の大戦により格差が縮まりましたが、
1980年代よりまた格差が広がってきたとされています。
格差がひろがってきた原因の6つの仮説
1980年代がから拡がってきた格差ですが、
6つの仮説が考えられています。
その6つとは、
1.技術進歩
2.グローバル化
3.IT化
4.労働組合の弱体化
5.実質最低賃金の低下
6.高齢化
1.技術進歩
熟練労働が求められる方向に技術進歩が進み、
非熟練労働の需要が低下し、
非熟練労働の賃金が上がらない
2.グローバル化
先進国の非熟練労働者は、途上国の非熟練低賃金労働者と
競争してしまい、先進国の非熟練労働者の賃金が抑制される
3.IT化
IT化によりブルーワーカーだけでなく、
ホワイトカラーの仕事も代替化されており、
中間層が消滅しつつある。
4.労働組合の弱体化
政治が保守に傾いていることで、
労働組合が弱体化により、政治的影響力が減少している。
5.実質最低賃金の低下
ピケティはフランスの実質最低賃金が、
1980年代よりだいぶ下がっていることを指摘。
6.高齢化
高齢化の進展によって格差が生まれている。
です。
世界で巻き起こった格差是正運動
ピケティさんの「21世紀の資本論」や、
最近の世論により、
世界中で格差是正の運動が起きました。
格差拡大の話は自分にとって有利なデータと言わんばかりに、
運動が大きくなっていったのです。
まるでマルクスの「資本論」の時のようにです。
世界は不平等だといったピケティさんは、はたして貧乏なのか
では、今回登場してきているピケティさんですが、
彼は労働者側の味方なのでしょうか?
ピケティさんは、フランスの大学の職員です。
この本を執筆することで一躍有名になりました。
「21世紀の資本論」は日本語版は、5,940円もします。
それでも日本でも最低でも13万部、世界でも100万部は売れています。
もともと大学の先生という立場で給料もいただいていますし、
その上、本の印税も相当な金額が入ってきているでしょう。
英語版などの印税システムなどは良くわかりませんが、
日本の場合のように売上の10%が印税だとして、
定価も同じだと仮に考えるとすると、
594円×100万=5億9千400万円にもなります。
この本は、学術書ですし時代が変わっても読まれていく可能性が高いので、
今後もずっと読まれるために、売れていくでしょう。
そして、その上に講演会やセミナーなどが開かれます。この売上なども
ものすごい金額になっていくと予想されます。
なぜなら、対象相手が世界中の国々で、
誰もが関心を持っている内容であるため、
呼ばれて話を求められる機会は多いと考えられます。
ピケティさんは、本の中では低所得者の味方になっているのですが、
実際の彼の収入は、高所得者になっているのです。
メンタリストDaiGoさんもやっているビジネスモデル
このビジネスモデルで、メンタリストDaiGoさんも、
年間6億円稼いでいることをテレビで明らかにしています。
本を出版して年間6億稼ぐ
DaiGoさんが、テレビで明かしたところによると、
・書籍を2週間に1冊のペースで発行
・その書籍に付随した漫画、図解、オーディオブックなどの関連本の発行による追加印税
・本に書いた内容で月4回、年48回の講演会を開催
・企業コンサルティング
の4つのステップで6億稼いでいます。
詳しく説明すると
・書籍を2週間に1冊のペースで発行
書籍は、2週間に一冊のペースで発行して、今までで50冊以上の出版をしており、230万部を販売しています。
通常は10%程度の印税をDaiGoさんの場合は16%もらっているとのこと。
・その書籍に付随した漫画、図解、オーディオブックなどの関連本の発行による追加印税
DaiGoさんが執筆した本から、図解や漫画、オーディオブックなどの提案がされて、
販売されるために、DaiGoさんはそれらの著作物からの売上の一部を印税として受け取ることができている。
・本に書いた内容で月4回、年48回の講演会を開催
Daigoさんは、本で書いた内容を元に講演会を行います。月4回、年48回もです。
普通100万円ほどの講演料が相場なのに、彼の場合は1時間の単価が300万円で、年間で1億4000万円の収入。
・企業コンサルティング
企業のコンサルティングも行っていて、
契約金額は月額100万円以上、合計1億8000万円の収入。
以上のことから、DaiGoさんは、かなりの金額を稼いでいることになります。
ましてやピケティさんは、世界を相手にこれからもずっとですから、
かなりの金額を稼ぐことができるでしょう。
お金を稼ぐとか稼がないで止まっていてはもったいない
世の中にはいろいろなものが出てきて、
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