どうも、チェリーコークこと木村です。
GWも明けましたね。
また今日から一週間頑張って行きましょう。
そして、今回は少し趣向を変えて、
僕の「子育て」に関する考え方を少しだけ話してみようかなと。
まあ、僕は子供いないですけど。笑
でも、もし自分が親になったら
どういうふうに子供に接してあげるかなとか、
何を教えてあげたら子供の人生はよくなるかなとかは
常に考えてるんですよね。
そして、これまで何冊も育児関係の書籍を読んできましたけど、
一つ確実に言えることは
親の思考や価値観、行動が確実に子供に影響を与えるということです。
これはもちろん「お金」に関する考え方もそうですよね。
その証拠に、現在独立起業してる人で
親もまた自分で何らかの事業をやっているという人の割合はめちゃくちゃ高いです。
やっぱり子供の頃から、事業をする親の背中を見て育ってるわけなので、
その感覚というのが肌感覚で身に付いてるんでしょうね。
というわけで、
今回は子供を持つ親御さん全員に考えてほしい
「お金の正しい使い方」について書いていきたいと思います。
■貯金と消費は本質的に同じこと？投資家だけが豊かになれる
前回の記事では
「貯金だけしてるのはヤバイ」
というお話をしました。
参考記事：【ドラクエから学ぶ人生論】貯金だけしてたら人生はマジでつまらなくなる！
というのも、結局稼いだお金を貯金してしまうのは
目の前のことしか見えてないからです。
「いやいや俺は将来を見据えてるから
今のうちからコツコツ貯金しようとしてるんだよ」
と言うかもしれませんが、
本質的に貯金というのはお金を使う時期を未来に遅らせることでしかありません。
未来で豊かな生活を送るために。
でも、その分、「今」は苦しまないといけないわけです。
それって僕は意味ないんじゃないかと思っていて。
というのも、お金はあくまで
僕たちがより「豊か」になるためにあるものだからです。
お金は持ってるだけじゃただの紙切れですから、
使わないと豊かにはなれません。
たとえば、僕は以前ある主婦の方に
乾燥機付きの洗濯機を買うことを勧めたんですね。
なんでかって言うと、
洗濯した服を乾かすのって面倒くさいじゃないですか。
わざわざ洗濯機から服を取り出して、ベランダに干してとか。
後、何度もかがんだりするから腰も痛くなるんですよね。
でも、乾燥機付きの洗濯機を買えば
勝手に乾かしてくれるんで、それ一つで洗濯物を干す面倒な時間も、腰の痛みも全部解消されるわけですよ。
洗濯機を買うことで生活の質は確実に上がりますよね。
で、僕はこういうのは消費ではなく投資だと思ってるんですよね。
今まで家事に追われてた時間を、
投資の勉強に当てられるようになればお金も増やせるようになるわけですから。
逆に、この主婦の方が
もし乾燥機付き洗濯機を買わなかったら、
洗濯に10年、20年とずーっと時間を奪われ、
おまけに疲労はたまるわ、健康も害されるわで
生活の質が著しく下がっていたかもしれない。
何より、「学び」へ投資する時間を確保できないまま、
成長することができなかったかもしれません。
それってめちゃくちゃ機会損失だと思うわけです。
だから、僕はやせ我慢で貯金しても意味ないと思うんです。
ちゃんと生活が豊かになるよう、使っていかないと。
そして、苦しんで貯金したお金も
多くの人は最終的にはただ「消費」して終わるわけです。
おいしいご飯を食べたり、旅行に行ったり、時計や車を買ったり。
だから、僕からしたら、稼いだお金をすぐに娯楽や
自分の見栄を満たすために使ってしまう人も、
今せっせと貯金してる人も実はたいして変わらないというか。
結局は今苦しむか、後で苦しむかの話じゃないですか。
ただ貯金してるだけの人も、本質は投資家ではなく、
「消費家」に過ぎないわけです。
消費家では絶対に豊かにはなれません。
そもそも、僕からしたら
「今あるお金でなんとかしないといけない」
っていう、この考え方がすごい視野が狭いなと。
お金は増やそうと思えば増やせますから。
今の時代、株にしろ為替にしろ、
インターネット上で誰もが簡単に売買できるようになりました。
事業だって、わざわざ店舗を構えたり、事務所を借りたりしなくても、
自宅でパソコン一台あれば簡単に始められる時代になっています。
30年前には考えられないことです。
今ややろうと思えば誰もが自らの力でお金を増やすことはできるんです。
環境やインフラは整いまくってますから。
じゃああとはいかに「実力」を磨くか。
そのために、お金も時間もを投資して欲しいと思います。
お金を知識と経験に変えれば、
それが自分自身の価値を引き上げることにつながる。
そうすれば、長い目で見たら目の前にあるお金が何倍、何十倍、
人によっては何百倍と化けることになります。
今せっせと貯金してる人は
ぜひもっと長期的な目線を持ってほしいと思います。
■貧乏の価値観は遺伝する。だから貧乏も遺伝する。
そして、一番怖いのがこうしたお金に対する価値観が
親から子供に遺伝してしまうということです。
たとえばお年玉ってあるじゃないですか。
子供としてはおじいちゃんおばあちゃんを始め、
親戚の人から普段じゃありえないくらいの
大金をいただけるイベントですよね。
が、結構これって実際は
親に管理されてしまうケースが結構多いと思うんですよね。
中には、
「将来のために大事に貯金しておきなさい」
とか言ってもらったお金を
子供の自由に使わせない人もいると思います。
こういうところから、
子供は親のお金に対する
価値観を根こそぎ吸収してしまうわけです。
親が「無駄遣いするな。お金はいざという時のためい貯めておくもの」
と言えば、子供もまた幼いながらもお金は大事なものなんだという価値観で染まってしまいます。
でも、それはあくまで「お金を増やせない人の」の価値観だから
結果、子供もまた同じようにお金を増やす術を知らずに、
せっせと貯金することしかできない大人に育つと言う。
これってめちゃくちゃ恐ろしくないですか。
だから、子供の幸せを願うなら、
まずは親が自分たちのお金に対する価値観を変えなくてはいけません。
たとえば、お年玉だったら、
親が管理するのではなく、子供たちに自由に使わせてあげればいいんです。
それで、子供たちは、お金とは何か、
お金の価値を肌で感じ学べるわけじゃないですか。
「千円あればこんなものが買えるんだ」
「1万円あればこんな嬉しい思いができるんだ」
さっきも言ったように、
お金というのは人生を豊かにしていくための「ツール」です。
ツールというのは、使えば使うほど慣れてきます。
だから、子供のころからこれをどんどん使わせるべきなんです。
実際に使って学ぶ。実体験の中から学ぶ。
これが一番の「教育」です。
ちなみに、「どんどん使わせる」というのは、
たくさんお金を与えればいいと言うことではありません。
「貯金しなさい！」
「大切に使いなさい！」
「無駄遣いをするな！」
なんて親がうるさく口出ししないで
子供に自由に使わせてあげるということです。
そうすれば子供が自分で考えて、お金を使うわけなので、
時には下手な使い方をして、
失敗してしまうこともあるかもしれません。
そういう時こそ、親として
代わりにどんな選択肢があったのか、
子供と一緒に考えてあげればいいのです。
失敗しないうちからガミガミと
自分たちの一方的な考えを子供に押し付けることほどマイナスなことはありません。
（そもそもその考え自体が間違ってることも多いですし・・・）
頭ごなしに「答え」を言うだけでは、思考停止に陥るだけです。
まずは子供自身に考えさせることが重要です。
子供のうちに成功も失敗もたくさん経験しておけば、
それは大人になってからめちゃくちゃ生きてきます。
大人が、子供の成長のためにお金を投資するのは当たり前です。
その意味で、お年玉は絶好のチャンスですから、
ぜひそれを使って子供にいろんな経験をさせたいですね。
間違っても、子供からお年玉を取り上げて、
自分たちの懐に入れるようなセコイ大人にだけはならないようにしましょう。
失敗をするなら早いほうが、子供のうちの方が絶対にいいです。
子供の頃はいくらでもやり直しが効きますが、
大人になってから失敗したら、
それこそ取り返しがつかないことになりますから。
というわけで、今回は僕の子育て論をお話してみました。
需要があればまたこんな話もしてみようかと思います。
それでは。
木村裕一（チェリーコーク）
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