先日久しぶりに2004年の大河ドラマ、
『新撰組!』を見ました。
いや、めっちゃ面白かったですね。笑
リアルタイムで見ていたのは僕は中3か高1の頃だったんですけど、
その時には全く感じなかったことを
いろいろ感じることができました。
新選組ってようするに金もなく身分も低い、
もともと何もない若者が、志一つで
「成り上がっていく」ドラマなんですよね。
最初はたった数人だった組織が、
活躍するごとに幕府や会津藩から認められ、人を増やしてどんどん大きくなっていく。
そう考えると、『新選組!』を見れば、
「リーダーシップ」とは何かを考えることもできるし、
「組織マネジメント」に必要なこともわかるなーと。
いろんなタイプのキャラクターが出てくるので、
こういうキャラはチームの中で信頼されるんだなとか、
逆にこういうことをしちゃうとメンバーの反感を買ってよくないなとか。
こういう組織は強いけど、
こういうことしちゃうと弱くなるんだなとか。
実際に今会社経営をしてる僕にとっては、
勉強になる部分が非常に多かったです。
で、今回は新選組の組織を一から作りあげ、一躍その名を轟かせた土方歳三という男にフォーカスを当てたいと思います。
(本編では山本耕史さんが演じていました)
大河ドラマの主役は近藤勇ですが、
僕はむしろ土方の言動から重要なことをたくさん学んだ気がします。
そこで、この記事では彼が劇中に発した言葉をいくつか紹介していきます。
今見てみても、マジで考えさせられるものが多いですね。
彼の言葉を紐解くことで、現代の僕たちにもつながる、
「成り上がるためのヒント」
を掴むことができます。
■土方歳三とは?
幕末から明治に移る動乱の時代に、新選組の副長として活躍した、ドラマ『新選組!』を彩ったメインキャストの一人です。
ただ、もともとは町人(多摩の薬屋)の息子で、それゆえ理不尽な思いをすることも多く、武士になりたいという想いを日増しに強くしていきました。
その想いがたたり、幼馴染の近藤勇が道場主を務める「試衛館」に入門。
近藤勇曰く、「武士よりも武士らしく」なることを目指し剣術の稽古に励みます。
その後、近藤ら試衛館道場の面々と共に京に上り『新選組』を結成。
局長である近藤勇を「日本一の侍」にすると心に誓い、日夜奮闘します。
元々商才に優れていた土方は、新選組においても作戦立案や組織造りなどに抜群の才能を発揮します。
一方、烏合の衆である新選組を一つにまとめるため、仲間の不正を暴いた際には容赦なく粛清していきました。
時には試衛館時代から苦楽を共にした仲間である山南敬介でも、脱走した際には「法度に背いた」として切腹させるなど、その徹底ぶりは「鬼の副長」として隊士たちから恐れられました。
しかし、それもすべては新選組を日本一の組織にしたいがためであり、山南が切腹した際には近藤と肩を抱き合って号泣するなど、本当は誰よりも情に厚い人なんですよね。
■土方歳三名言集
ここからは土方歳三が劇中で語った言葉の中から、特に個人的に印象深かったものを5つ選んで、それに対する僕の考察を話していきます。
目標のためには己を鬼にすることも厭わない
「俺は決めた。あいつに二度とこんな想いはさせねえ。
憎まれ役は俺が引き受ける。」
この言葉は対立する派閥のリーダー、芹沢鴨が隊士の一人を殺してしまったのがきっかけで生まれました。
近藤は芹沢がやったことを正直に奉行所に届け出ようとしますが、土方は
「今問題を起こしたら信用を失い組の将来はない」
と考え、近藤にこのことを黙ってるように伝えます。
結局、近藤は奉行所に本当のことは言わず、皆の前で「誰が事件を起こしたのかは不明」と言うわけですが、今回の件が芹沢の仕業であることは誰の目にも明らか。
見え透いた嘘をつく近藤に愛想を尽かした数名が組を離脱してしまいます。
そんないたたまれない近藤を見て土方は上記の言葉を言うわけですね。
ここから土方は心を鬼にして、組を規律で縛り上げていきます。
「鬼の副長」が生まれた原点ですね。
個人的に組織というのはただ厳しくすればいいというわけではないと思います。
が、人が集まれば様々な意見が生まれるのは当然であり、すべての意見を尊重できないのもまた事実です。
そこで、リーダーは時に一部の人間に嫌われることを覚悟して「自分の意見」を堂々と主張しなければいけないのです。
全員にいい顔をしていたのではリーダーにはなれないですし、結果まとまりのない「弱い組織」になってしまいます。
そういう意味で、「憎まれ役」を一心に引き受けたこの言葉からは、
土方の近藤を意地でも成り上がらせてやるという「覚悟」が伝わってきます。
土方の「覚悟」を表す言葉は他にもあります。
「あんたが江戸へ帰るときは、大名になったときだ。
だからこそ、頭になってもらわないと困るんだ。」
「俺は必ずかっちゃんを大名にするって、約束したんだ。」
結局、土方が苦楽を共にした仲間さえも粛清の対象にした理由は、これらの言葉に集約されますよね。
すべては新選組の、そして、近藤勇のため。
決して近藤から頼まれたわけではないですが、何より自分自身がそれを「信念」として己に課していたということですね。
僕は投資やビジネスで利益を上げたいという個人や企業にコンサルさせていただくことが多いですが、
ここまで強い信念を持ってる人はそういません。
逆に、これだけ「絶対に成功するんだ!!」っていう信念を持っていれば、多かれ少なかれ結果は出せると思います。
知識やスキルももちろん超大事ですが、
最後は「マインド」で決まるということです。
覚悟を持って事に臨む人はみんな目つきが違いますし、強いオーラをまとっています。
僕自身、やり方はどうであれ、成功に向かってまっすぐに突き進む土方を見て自分自身まだまだだ甘いなと思いましたし、もっともっと自分に厳しく頑張らないといけないなと思いましたね。
徹底した合理主義
「刀の時代は終わった。俺は、姿形から入るんだ。」
土方は結果を出すためなら手段を選ばない男ですが、
その裏返しとして徹底した「合理主義」であることがわかるのがこの言葉です。
伝統や格式を重んじるのが美徳とされる武士ですが、
土方ら新選組にとって最も大事のは「勝利」。
上記の言葉を言う前、新選組は薩長中心の新政府軍に戦で完敗を喫します。
現実を思い知った土方は、自ら真っ先にまげを落とし、着物を脱ぎ捨て、代わりに洋装を身にまといます。
この方がはるかに戦いやすいと判断したのでしょう。
規律を乱した隊士たちに一切の情を与えず次々と粛清していった事以外に、
こうした古い常識に縛られないところにも
土方の目的に向かって一直線に進む合理的な考え方が現れていると思います。
今でも職人気質な人が多い日本では、
業界の習わしを重視しすぎて新しい施策を打てない会社が多いです。
もしくは手段と目的がいつの間にか入れ替わってしまって、
結果、本来の目的からどんどん遠のいて言ってしまう人もいます。
そういう人にとって、土方の思考は非常に参考になると思います。
番外編:めちゃくちゃモテる本当の理由
「お琴さんは品がある。品があるのに色っぽい。私はそういう女が大好きだ。
だが、さっきも言ったように嫁をもらう気はない。」
土方は新選組内では鬼の副長として、隊士たちから恐れられたわけですが、別の一面も持っていました。
それは・・・
女からめちゃくちゃ「モテる」ということです。笑
それがわかるのが、この言葉。
相手に対し、堂々と真正面から好意を示しながらも、
「自分は嫁をもらう気はないからそこんとこよろしくね
=あんたは遊びだよ」
と最初からぶっちゃけちゃうあたり。。。
こんなことが安々と言えるのは
自分に自信がある証拠であり、
まさに百戦錬磨の「モテ男」だからこそですよね。
まあ、土方ほどのイケメンであれば、世の女性がキャーキャー言うのは当たり前のような気もしますが・・・
ただ、個人的には土方がモテるのには
顔だけでなく、全く別の理由もある気がするんです。
それが、土方が内に秘める「厳しさ」であり「強さ」です。
「厳しい男」っていうのはモテるんですよ。
他人への厳しさと自分への厳しさ。
逆に「優しい男」はモテません。残念ながら。
よく女性は「優しい男が好き」と言いますけど、
彼女らが言う優しさというのは、僕らが考えるたとえば「鞄を持ってあげる」とかそういうのとは全く違うんですよ。苦笑
女性に好まれるのは、あくまで
「強さと覚悟を持った優しさ」です。
厳しさ=強さの裏返しであり、
女性は本能的に「強い男」に惹かれるんですよね。
つまり、強い信念があり、強い自信もある。
この2つが土方歳三という男からはにじみ出てる気がするんですよね。
その上イケメンときたら、そりゃあモテるでしょ!!
草食系男子が全盛の現在、
土方のような「強さ」を少しでも持てれば、
世の中の女性を簡単に落とせるようになるかもしれませんね。
■まとめ
まとめると、土方歳三は目的のためなら手段を選ばない強い信念と覚悟を持った男だということです。
僕たちのような凡人が成り上がるためには、時に彼のように「覚悟」を決めることが必要不可欠です。
そういう意味で、「武士道」というのは今の世の中でも
成功するために切っても切れないものなのかもしれませんね。
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